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帰って来た京都在住の兄貴に、「英語身につけたいならフィリピンに留学しろ」といわれました。中川です。

フィリピン超やすー!ヨーロッパの格安留学とか目じゃないよ、半額以下だもん。しかも一番滞在条件とかいいし。でも唯一心配なのが、虫とかで感染しちゃう病気なんだよねえ……中川めっちゃ蚊に愛されてる子だから、刺されたら終わりだと思うの。予防接種受ければいいって話なんでしょうが。

セブ島も安いね。フィジーも。

ちゃんと身につけてからイギリスに飛ぶってのもありかなあと思いました。お金あまったぶんを貯めて。

***

『白バラの祈り』というドイツ語映画を見ました。
第二次世界大戦末期のドイツで、反ナチ運動を展開して殺された若者達の話だったのですが……もう、憤り。これしかない。

映画は主に白バラ(反ナチグループ)の中でも、唯一の女性だったゾフィー・ショルという人を追って制作されていました。全て事実です。兄と一緒に反ナチ運動を水面下で行っていたゾフィーだけど、ドイツ軍がソ連で敗北したことをチャンスと捕らえて、大学の中に文書をまく。それが運悪く見つかってしまって、投獄され、取調べを受けて、最後にはギロチンにかけられる、という、あまりにも大きな流れの中で”良心”を主張した女性のお話なのです。

ゾフィーはシューベルトが好き。今のドイツには無い、小川のせせらぎや、小鳥のさえずり、木々のそよぎを感じるから、憧れる。そんな世の中が来るべきだと考えていて、禁止されている反ナチ運動を密かに行っている。婚約者もいて、ドイツ人だから配給を受けていて、なんとか暮らしていけている。けれど同じ国の中でユダヤ人が大虐殺を受けている。生涯を持つ人々がガス室送りにされている。同じ人間として許されることではない。命は尊い……、と、彼女は取り調べの際に凛とした姿勢で訴える。

姿勢を改めれば助けてやってもいい、それは裏切りにはならない、というナチ側に、ゾフィーはきっぱりと首を振る。「でも良心を裏切るわ」と。良心があるから平和を訴える。ヒトラーは間違っていると。

結果として一日の猶予も与えられずギロチンにかけられてしまった時、彼女はわずか21歳。

……私は第二次世界大戦中のドイツ、特にヒットラーが行ったユダヤ人及びッ障害を持つ人々に対する虐殺、というものには昔から強烈なショックを受けていて、何度も作文にしたり論文にしたりしました。アンネの日記で有名なフランク一家や、ユダヤ人ゲットーで死んでしまったぜルマ・M・アイジンガー。そしてこのゾフィー。

許されるべきことじゃない、とか、二度と戦争を起こしてはいけない、などと言っても今更だし、当たり前すぎることで、考えるべきはそこではない、と思うのですが、私が今も昔も変らずにずっと思いつづけていることは一つです。

人間が誰かを裁くことは絶対にできない。それが人間でも、動物でも。

何が正しいことか、何が許されざることか、それは誰にも判断はできないけれど、命は、尊い。愛を生み出したのは命。神。神というものは、宗教というものは、人の愛が形を変えたものだ。それをわかっていたなら、なぜ愛のために人を殺せる?なぜ愛を理由に大地が砲撃に揺れるの?

そういう、きっと愛を知っている人たちが、殺された。
けれど、彼等の血潮は私たちが今立っている大地に染み込んで、その礎となっていることに間違いはない。

私は人のために生きているわけではない、あまりにも自分のためにしか生きることの出来ない、非力でちっぽけな人間だけれど、でも、そのことを忘れたくない。愛を抱きつづけたい。誰だってきっと生きたい。生きて踊って、歌って、泣いて、赤い命を感じたい。

そのことを理解して、せめて誰かひとりの命だけでも、守ってあげられたら。そういう風に姿勢を伸ばしつづけていられたら、と、思うの。


怒りと悲しみと尊敬をもって



10:50 | 英語 | comments (1) | trackbacks (0) | edit | page top↑
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# 舞台版のご案内です。
はじめまして。劇団民藝の酒井と申します。
来月、「白バラの祈り」の舞台版を上演致します。
もしご興味ありましたら、ぜひお出かけ下さい。

http://blog.butai-butai.com/archives/51052653.html

ブログからお申し込み頂ければ、若干ではありますが、割引させて頂きます。
genjiさん | 2007/09/29 06:05 | URL [編集] | page top↑

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